先日満席にて観賞できなかった『神のゆらぎ』、ようやく観ることができました。
グザヴィエ・ドランはもう有名な人。
今回の『神のゆらぎ』は決して悲しいだけではない物語。
看護師と、末期の白血病を患うフィアンセ。老境にありながら情熱的な不倫を続ける、男と女。アル中の妻とギャンブル狂の夫。ドラッグの運び屋となるひとりの男 という、それぞれが何かに縋り、それが枷となり選択を迫られる物語。
(C)2013 Productions Miraculum Inc.
信仰や愛情、欲望、罪とそれぞれが違う道を通り最後の終着点はキューバ行の飛行機。
神がいるのか、いないのか。それは奇跡なのか不運なのか。
物語に登場する誰でもない、誰かがが見ているかのような展開は定められたものなのか。
期間限定上映でこれからまた観る機会もあると思います。
原作が気になるのでとりあえず、Amazonで確認してみます。
飯倉
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